Travian Fire & Sand 従軍記 その12 「転機」

 当時のJP19サーバの勢力図は以下のとおりでした。

  1. 最大同盟のLOCKERと、その支部LOCKER2
  2. 対抗勢力のPEACE同盟と、むぎづくり同盟
  3. 我らがAmazon

 3と独立勢力っぽく銘打ってはいますが、実際のところ、資源回収目的で襲ってくる上記同盟相手に多少の防衛が出せる程度の弱小でした。盟主や外交官から特別な説明はありませんでしたが、AmazonはPEACE・むぎづくりと協定同盟を結んでいるようで、むぎづくりの協定同盟掲示板を閲覧することが出来ました。掲示板に貼られた攻防ログからは、かなり頑張っている様子がうかがえました。しかし、Amazonからは援軍を出している気配はありません。

 

 しばらくしてPEACEとむぎづくりが合併。Amazonにも腹をくくれという最後通告が届いたそうで、外交官hamulinからのIGM(イン・ゲーム・メッセージ メールみたいなもの)をまるまると転載したものが、同盟内に一斉送信されてきました。一方で、LOCKER同盟にも接触を図り、「同盟吸収以外に興味ない由の返事をもらいました。」というIGMが流れてきました。こちらは転載ではなかったため、送り主の盟主tomokoに不信感を抱く原因の一つになりました。

 

 今後どうしたいか、同盟内でアンケートがありましたが、どうにも話が進みません。あちこちに良い顔をする盟主tomokoの考えが良く分からなかったので訊いてみると、「第三極として存在感を示したい」という答えが返ってきました。精鋭の揃った同盟ならともかく、弱小のAmazonにとって現実的な戦略ではありません。ここまで口八丁手八丁で誤魔化してきたのも限界にきているのは、PEACE側からのIGMでひしひしと伝わってきました。

 

 この盟主じゃだめだ!見切りをつけた私は、PEACEのhamulin氏に接触を図ることにしました。至極もっともかつ熱い内容のお返事をいただきました。「そうそう!これだこれ!」と、往時のトラビアンに存在した熱さにほだされた私は、PEACEへの移籍を決意しました。同盟掲示板にコメントを残して。