Travian Fire & Sand 従軍記 その1

Travianとは

 Travianトラビアン)は、古代ローマの世界を舞台に、村の育成をしつつ相手の村から略奪・破壊、時には征服を行う、ウェブブラウザ上で遊べるゲームです。数多のプレイヤーを寝不足に陥らせ、また、数多の模倣ブラウザゲームの基礎となりました。

 

 そのトラビアンですが、主に日本語圏プレイヤーが遊ぶJPサーバでの登録人数は落ち込む一方です。なにせ模倣ゲームにはガチャ課金とカード要素が加わり、さらには夜間の攻撃禁止という親切なルールを設定したゲームまで登場しているのですから。トラビアンの側も手をこまねいているわけではなく、プレイを楽にする秘宝や、英雄に武器や防具を装備して強化する機能が加わりました。

過去のプレイ

 私がプレイしたのは8年ほど昔。JP2サーバの1期目でした。チュートンで始めたものの要領が良く分かっておらず、モヒる(漫画「北斗の拳」に登場する、略奪キャラのモヒカン達に由来)という行為を覚えたのがゲーム中盤でした。終盤は、近場の小規模同盟を一人で潰して餌場としながら、最終目的の塔を防衛するため、防衛兵のスピアマンをひたすら製造しました。建設中の塔を壊すために数か月どころか1年にわたるプレイ開始時からひたすら兵士を貯め、WW砲と呼ばれる大軍隊を製造し、これを無事に着弾させることが重要と知ったのは、発射後のWW砲村の穀物維持管理を任された時でした。その後も別のサーバで少々プレイしましたが、途中で脱落してしまったので割愛。四六時中敵の攻撃に悩まされ、睡眠時間や自由な時間が大きく削られたことが原因でした。

トラビアン後のゲーム遍歴

 その後も懲りもせず類似ゲームに手を出していましたが、こちらも2周で飽きてしまい、最後はネタプレイに走り終了。最近まではスマホのソーシャル系や音ゲーにはまっていました。結局、これらのゲームも時間経過で行動時間が回復するなどの仕組みがあり、時間に縛られることに変わりない状態でした。

 古代ローマ再び?

 ある日、スマホゲーから足を洗った私は、ふとトラビアンのことを思い出してしまいました。サイトを見て登録。とりあえずお試しプレイということで、禁断の地に再び舞い戻ってきました。

 

 複数のサーバのうち、大きなバナーで誘導された先が偶然にも、Fire & Sandという特別ルールが適用された世界でした。

 

f:id:kurasuzo:20180310044637p:plain

 

 

 そこは驚くことに、無機質な規則正しいマップだった以前とは異なり、ヨーロッパ大陸の形をした世界が広がっていたのでした。続く。