アイカツ!シリーズ終了に寄せて その2

 アイカツシリーズを振り返る企画2回目は劇場版アニメの思い出。

  1. 劇場版アイカツ! 某大都市駅前の大きな箱で鑑賞。事前情報なしで初回公演だったおかげで大変印象に残りました。大都会だけに子連れが多く、結構な入り具合でした。あかりちゃん世代へバトンタッチする流れを上手く作れていたと思います。アニメでも終盤は劇場版からのフィードバックがあり、嗚呼あの日の続きだ、と。盛り上がった場面がNEW GAME!という作品で露骨にパクられたのは悲しかったですね。作者がファンなら丸パクリしても許される界隈なのでしょう。入場特典でもらった大空あかりちゃんのアイカツカードを使ってみたくなったことが筐体を始めるきっかけでした。プレミアムレアなカードはあまり揃わなかったので、最後まで活用した思い出深いアイカツカードです。セブンイレブンのキャンペーンでスタンプラリーしたりアイカツ推し麺を買ったり一番くじで一等賞を当てたりしたことも懐かしいです。
  2. 劇場版アイカツスターズ! プロモカード目当てにムビチケ買ったせいで引き換えのために遠く離れたイオンシネマまで遠征しました。せっかくだからと映画館のショップでマグカップ2種類とも購入したのですが今にして思えば大正解。内容はまあ巷で言われたように、ゆめロラ劇場版同性愛でございました。まひロラ派誕生の原因でもありますが。ツイッターを始めたばかりのテレビ版の監督が「ゆめロラ」という言葉を用いたためにNL派から攻撃を受け、同性愛否定発言したのが残念でなりませんでした。ライバルのプリパラはコンテ表紙やらなにやら隠そうとしていなかったというのにネ。上映期間中5~6回は行きましたしBDも細長い。仕事帰りに行ける映画館が一か所だけあったのが救いでした。その映画館のある場所には旧アイカツ筐体はあったのですがスターズ筐体は置かれなくて仕方なくプリパラやった思い出。

同時上映のアイカツは旧作ファン向け短編。ミュージックアワードは見ていないので割愛。

 

アイカツ!シリーズ終了に寄せて その1

 アイカツ!シリーズはWebアニメ「アイカツ!オンパレード ドリームストーリー」を以て事実上の終了を迎えた今、思い出を残しておくことにします。まずはテレビアニメから。

 

  1. アイカツ! 星宮いちご編 初代。初期特有のどこまでやって許される範囲なのか手探り状態でブレがあり、崖のぼりやクリスマスツリー伐採などの過激な表現が好評だったばかりに後々まで尾を引く。話の都合上、神崎美月がパートナーをとっかえひっかえしていく自分勝手なキャラクターに見えた。CGステージの描写が急激に向上していく様を追うのが楽しみだった。劇場版同時進行のせいか作画面が怪しい回はあったものの、ドラマ的にドリアカ編は傑作回が多い。熱烈なファンがいるが、「人気コンテンツを好きな自分が好き」な人たちの声が大きく好戦的
  2. アイカツ! 大空あかり編 妖怪ウォッチ全盛期。先代と比べて売り上げが落ちたと叩かれる不遇なシーズン。いちご世代を残したままリセットしたため序盤のスケールダウン感は否めない、ご当地アイドルなどの販促に振り回されるも最後のシーズンは総決算に相応しい内容。特にひなき主役のVivid Kiss合宿回はなぜこれをもっと早い回でやらなかったんだと悔しくなるぐらいの傑作。清原絶許。
  3. アイカツスターズ! 作画面は安定したものの、CG制作会社が変わったせいかセールスポイントだったステージが悲惨なことに。遠くからカメラが近づき再び離れていく振り子運動のようなカメラワークに絶望。 最後まで解明されることなく呆気なく終わった謎力。オフィシャルコンプリートブックのインタビューによると、理不尽な困難に立ち向かう話にしたかたっとか。ファン層は拗らせた人が多く、薄い本もシリアス路線が多く好みが分かれる。ワンパターンな行動と台詞で場をつなぐ割に、あこちゃん不遇だけは欠かさない鬼畜。
  4. アイカツスターズ!星のツバサ編 いきなり学園艦が出るが戦車道ではない。なぜならガンダムだから。ヴィーナスアークのメンバー花園きららは当初は機動戦士ガンダム逆襲のシャアの登場人物、クェス・パラヤ的なキャラクターとして設定していたそうで、言動に痕跡が多数。母の愛が欲しかったエルザ様はシャア。ヴィーナスアークにネオが付くようになったり最後のOPからしても「ガンダムがやりたかった」という監督の思いが伝わってくる。放送当時は物語的にうんざりしていたのだけれど、ガンダムだと理解した途端に許せるようになった。
  5. アイカツフレンズ! 結婚に始まり結婚に終わる名作。鐘が鳴り鳩が舞い汽笛が鳴る。トマトバジルチーズのスペシャルサンドイッチブームを巻き起こした。1年で終わること前提のハイテンポ。ソルベット王国編はアイカツシリーズ特有の迷走と思うことに。ドラマCD発売情報で後々の大人の事情を察した。
  6. アイカツ!オンパレード 大人の事情が反映された企画。ファンは察しずにはいられなかった。序盤は主人公アンチの声が大きかったが次第にかき消された。アイカツスターズ反省会編。姫石らきはスターズに足りなかったパズルのピースだった。
  7. アイカツ!オンパレード ドリームストーリー 大人の事情でテレビ放送はなく、OPEDカットで配信のみ。ノエルちゃん世代の話は見たかったけれども、ドリアカ年長組とのからみが多く、正直これじゃないという複雑な気持ちも。劇場版の話の続きで締めるのは予想できたがまあ満足。

巨人大鵬卵焼きになりたかった電通ワニ

 ツイッターで流れてきてイラついたコンテンツ「100日後に死ぬワニ」が無事炎上でメシウマ状態電通マンの起こした会社の企画だったことがバレ、結末も他人の漫画のパクリだったことまで発覚。

 

 死を利用した銭儲けだとか、過労死の電通とか理屈こねてるけれどそれは表向きの理由。興味のない異物を流行ってると押し付けられることへの不快感が根底にあるのだから、作者やアーティストの盾を使った火消しが通用するはずもなく、件の電通マンは雲隠れ。

  

 なぜ炎上したかって?興味ない人まで巻き込むSNSの仕様を利用した宣伝が、そのまま反動で返ってきただけですよ。100日後に死ぬワニ漫画の存在自体、ツイッターのプロモーション広告と全く変わらない、興味のない人間にとっては腹立たしい代物だった、ただそれだけなのです。昭和じゃないのだから、巨人大鵬卵焼きで国民の興味を統一させようとするのいい加減やめたらどうですかね。オリンピックもね。

 

 

ネットの書き込みではこれが好き。

作者がワニ1日目ツイッターにあげた直後に
コンタクトとって契約をまとめ
19時を回っているのに即日商標登録をして
コロナで中国の工場がストップしているのに
99日で全国のロフトタワレコヴィレバン等に送れるだけの
100種類以上のグッズを生産し
4年間新曲出してないいきものがかりにタイアップ曲を書かせ
映画化も決定しただけやぞ

作者は何も悪くない

 

 

Travian Fire & Sand 従軍記 その15 「Segestica防衛戦 1」

 一年ぶりのJP19プレイが終了したので連載再開。

 私の首都があるSegesticaは序盤から中盤まで、たびたび敵襲を受けることになりました。個人プレイによるものから同盟を動員した一斉攻撃まで様々。

 

 ひとつは12月の半ば頃、モヒランク入りしていたフン族プレイヤー単独による敵襲でした。シッター先のemeraruさんの初期村が少し中央よりで離れていたことから、占領狙いで来たのでしょうか。フェイク無しだったため読みが当たり、味方の援軍要請が功を奏し、通算2回撃退したように思います。味方側の援護攻撃でやる気をなくしたのかクリアまで追い込むことに成功しました。

 

 偉そうなことを言っていますが、必ずしも輝かしい戦果を挙げたわけではありませんでした。馴れないうちは相手同盟のだらだらフェイクに苦しめられることになりました。Segesticaの支配率が逆転しそうになったところで、敵の一斉攻撃が始まりました。私の首都は無視されたものの、emeraruさんの村の大半に赤剣が点灯しました。相手の実弾とフェイクを読み分けることが出来ず、援軍を返すことができず保持してしまうという、向こうの思うつぼになってしまいました。幸運にも実弾ゼロでしたが、疲れがたまりしんどくなってしまいました。

 

 また、西側のMediolunumでもシッター先のyakan1に赤剣が点灯する事態になりました。敵の攻撃がいい加減な感じがしたので、思いきって防衛は手を抜くことにしました。ただし、相手のオアシス攻撃だけは対処。攻撃の着弾1分以内に自分で自分のオアシスを攻撃することで、敵に資源を奪わせないようにしました。このようなことをする理由は、同盟ログを見た相手に「こいつできるな」と思わせることにあります。雑魚っぽいガウルに見えても中の人がそれなりのプレイヤーだと分かると、本命を打ち込むことに躊躇してしまうのが人のサガなのです。

 

  • 実弾とフェイクの見分け方 イーグル秘宝の活用(英雄の有無)、複数プレイヤーによる時間合わせ攻撃等、敵リーダー攻撃先の本命率の高さなど敵対プレイヤーの性格把握
  • 一斉攻撃の前兆 =地域支配率の均衡
  • 面倒なら手を抜こう

 

 失敗が多く同盟に迷惑をかけてしまいましたが、この辺を学習できたことで後のプレイに大いに役立つことになりました。

Travian Fire & Sand 従軍記 その14 「シッター」

Travianにはシッター制度があります。自分のプレイするアカウントとは別に、他のプレイヤーのアカウントにサポートとして入ることができる仕組みです。ルール違反となる複垢(複数アカウントの保持)とは異なります。シッターに行えることは制限されています。

  • 通常攻撃ができない。(アカウント所有者が奇襲も不許可にすることがあります。)
  • オークションに入札できない。
  • シッター元とシッター先の輸送には制限がある。
  • 首都は移転できない。
  • 不要な施設を壊すことができない。
  • 金貨の使用はアカウント所有者が許可しない限り不可。

などです。

昔とは異なり、自動で輸送制限がかかるので、シッター間輸送でペナルティを食らう心配がなくなりました。シッターを引き受ける負担の元凶が改善されたことは昔と比べて大きく進歩した点です。

 

 シッターは2つまで登録することができます。今回のプレイでシッターを引き受けたのは、私の首都があるSegesticaの近所に首都を持つ、エジプトのemeraruさん。そして、西方Mediolanumに首都を持つガウルのyakan1さんのお二方でした。こちらは赤剣対応でした。村の名前から中国系の方のようでした。IGMを何度か送りましたが返信はいただけませんでした。その後、南方への開拓と防衛用として、どちらも活躍いただくことになりました。

 お二方とも金貨使用OKにしていただけたおかげで非常に助かりました。シッターのアカウントからでも、私のクレジットカードを使用して金貨を代理購入できました。

 

それぞれ防衛戦を経験し、防衛の勘を取り戻すことになりました。その辺のお話は次回にでも。

Travian Fire & Sand 従軍記 その13 「世界情勢」

 移籍後のPEACE同盟内ではごたつきがあり、盟主交代劇がありました。これは次回に回すとして、まずは大同盟へ移籍したことで世界情勢が見えてきた話から。

 

  1. Epidarum 南東。狭い地域にひしめき合う敵味方。速度が2倍になる秘宝「ブロンズ・タイタン」を巡る争いは熾烈を極める。
  2. Mediolanum 西部。敵ランカーが目立つ危険地帯の一つ。後にシッターで防衛戦を行う羽目に。
  3. Massalia 西部。敵フン族ランカーが猛威を振るう。逆転の秘策は?今回の見どころの一つ。
  4. Ravenna 中央。イタリア半島東岸。ユニーク秘宝イーグルアイ。やばいアタッカーが潜伏。
  5. Aquileia 中央。LOCKER本拠地
  6. Pisae 中央。イタリア半島西岸。PEACE本拠地
  7. Bastarnae 北東。LOCKER2支配地域。首都予定地の大農場あり。
  8. Segestica 東部。LOCKER支配地域だが…。我が初期村にして首都が存在。

 大まかに言うと北部がLOCKERの支配地域、南部がPEACEの支配地域。勝利ポイントは2倍差。秘宝の多くは敵同盟が所有、さらに南部で交戦中という、若干不利な状況にありました。

 

 当初は敵も二軍で襲ってこないBastarnaeに本拠地を構え、ヌクヌクと暮らす予定でした。幹部に相談しても「お前のいる地域は敵の支配率高いから、優先度低いよ」と言われてしまう有様。しかしまあ人口の伸び率の高さに目を付けられ、とある密命を受けることになりました。それは北部僻地Cherusciへの進出です。

 

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 Cherusciは秘宝こそ無いものの、支配すれば勝利ポイントが毎日100ポイントも加算されます。逆転勝利のためにも欲しいところです。いきなり大農場はきついということもあり、オアシスが豊富な場所(1|101)辺りにある小農場(4-4-3-7)に開拓者を飛ばしました。

 

 もちろんリスクもあります。敵が多い北側、しかも僻地にあるため、攻撃を受けた場合に味方の援軍が間に合いづらいのです。

 

 幹部は「まず襲ってこないから大丈夫」と言います。どうにも疑わしかったのですが、仕方ないと諦めて従うことにしました。念のため、兵士の生産は攻撃兵ではなく防衛に大きくシフトさせました。

Travian Fire & Sand 従軍記 その12 「転機」

 当時のJP19サーバの勢力図は以下のとおりでした。

  1. 最大同盟のLOCKERと、その支部LOCKER2
  2. 対抗勢力のPEACE同盟と、むぎづくり同盟
  3. 我らがAmazon

 3と独立勢力っぽく銘打ってはいますが、実際のところ、資源回収目的で襲ってくる上記同盟相手に多少の防衛が出せる程度の弱小でした。盟主や外交官から特別な説明はありませんでしたが、AmazonはPEACE・むぎづくりと協定同盟を結んでいるようで、むぎづくりの協定同盟掲示板を閲覧することが出来ました。掲示板に貼られた攻防ログからは、かなり頑張っている様子がうかがえました。しかし、Amazonからは援軍を出している気配はありません。

 

 しばらくしてPEACEとむぎづくりが合併。Amazonにも腹をくくれという最後通告が届いたそうで、外交官hamulinからのIGM(イン・ゲーム・メッセージ メールみたいなもの)をまるまると転載したものが、同盟内に一斉送信されてきました。一方で、LOCKER同盟にも接触を図り、「同盟吸収以外に興味ない由の返事をもらいました。」というIGMが流れてきました。こちらは転載ではなかったため、送り主の盟主tomokoに不信感を抱く原因の一つになりました。

 

 今後どうしたいか、同盟内でアンケートがありましたが、どうにも話が進みません。あちこちに良い顔をする盟主tomokoの考えが良く分からなかったので訊いてみると、「第三極として存在感を示したい」という答えが返ってきました。精鋭の揃った同盟ならともかく、弱小のAmazonにとって現実的な戦略ではありません。ここまで口八丁手八丁で誤魔化してきたのも限界にきているのは、PEACE側からのIGMでひしひしと伝わってきました。

 

 この盟主じゃだめだ!見切りをつけた私は、PEACEのhamulin氏に接触を図ることにしました。至極もっともかつ熱い内容のお返事をいただきました。「そうそう!これだこれ!」と、往時のトラビアンに存在した熱さにほだされた私は、PEACEへの移籍を決意しました。同盟掲示板にコメントを残して。